私のトラウマ。

私の過去の事が、自分の意としないところで広まっている。
この事実は凄く悲しいし、悔しさすら感じるけれど、真実は私しか知らない。
いつか、信用の置ける友人にだけ話をしようと思っていた事。
人の口から伝わるよりも、自分の口で伝えるべき事だと思う。自分で伝えたい。


私は幼少の頃から体が弱く、中学に上がってもそれは続き、入学式すら出席できなかった。
小学校からのエスカレーター式の学校だったので、中学では既にグループが出来ていて、
休みがちでどこのグループにも属さない私は、苛めの標的だった。
髪が赤い、と髪の毛を切られ、教科書や上靴が隠されるのは当たり前、机には菊が飾られていたり
根も葉もない噂を流されたり、集団無視、苛めはエスカレートしていくばかりだった。
そして、女として一番屈辱的な行為を受けた。
その時の事は今でも、夢に見ては泣き叫んで目を覚ます。


その頃、家庭でも色々とあって、私は精神的におかしくなった。居場所が無いと思ってた。
何度も高いところから飛び降りもしたし、体中のあらゆるところを切り刻んだ。
体に痣や血の痕、切った後の傷が増えていく事は、唯一の抵抗だったんだと思う。


中学を卒業して、高校へ。
ロクに学校に行っていなかったものだから、レベルの高い高校になど行ける訳も無く
レベルの低い高校への進学。
その頃の私は、他人に対して何の興味も無く、(勿論自分に対しても)
自分の大切なものは何も持っていなかったから、死ぬ事も怖くなかった。望んで死にはしないけど、
殺されそうな場面に遭遇しても、抵抗しなかったのを覚えている。


そんな時、同じクラスの女の子から持ちかけられた話。「お金になるよ」
お金になんて興味なかったし(言えば親から貰えたし)、でも、その話に乗った。
なんで?別に、他にやる事無いし。断るのも、めんどうだし。まぁ、いいか。って、その程度。
敢えて、何の誘いを受けたのかは記さないけれど、高校生がやる事なんて、そう多くない。


それは、高校卒業してからも続けた。
専門学校に進学した頃には既に、私の「仕事」になっていた。


何をしても、何も感じなかったし、寧ろ、私の帰る場所は、そこだった。
仕事をしている間は、何も考えないでいられたから。



今私は、その仕事をしていた自分自身に対して、物凄い嫌悪感を持っている。
当時は何も感じなかった心が、溶け出して、今になって悲鳴を上げ始めた。
だからといって過去は何も変えられないし、自分がしてきたことから目を背けるつもりも無いけれど。
やっぱり自分が許せない。やっぱり、自分の事、汚いと思う。そういう意味では。


でも今私は、自分の事好きになりたいし、色々したいことも、たくさんある。
今の私には、守りたいものがたくさんある分、怖いものが増えたけれど、その分、
頑張れるようにもなったと思う。
そんな風に、投げやりに今まで生きてきた私だけど、ちゃんと仕事して、お金戴いて、
生活していけてるの。これが、何よりも私の自信に繋がってる。


何もない強さよりも、守りたいものがある強さのほうが、強くあるといいな。
そうしてみたい。そうしてみせる。

っていう事で、ともちゃんの言っている事は、まんざら嘘でもないです。
心配してくれた皆、ありがとね。


抽象的な表現が多かったり、わかりにくいところが多々あると思う。
詳しく聞いてみたい、って思う人がいたら、連絡くれたら詳しく話すから、連絡下さい!